【エージェント】特徴と種類
フリーランスの形態に合わせたきめ細やかなサービスで利用者を伸ばしているのがエージェントです。エージェントの持つメリットを最大限に生かすためには、目的に合うエージェントとつながることです。そこで、複合型転職エージェント、業界特化型エージェント、求職者セグメント特化型エージェントの3つの特徴についてご紹介します。
総合型エージェント
総合型エージェントは、CMなどでも頻繁に見かける業界大手のエージェントが有名です。存在そのものに対する認知度が高いこともあり、求職者の多くは迷うことなくエージェントを活用しています。総合型エージェントのサービスは、インターネット上の膨大な求人データを集約したものを活用するのが基本です。多種多様な求人を取り扱っているため、どのような業界・職種の転職にも対応できます。ただし、取り扱い求人の幅があまりにも広いため、各業界の専門知識を担当者に求めることはできず、深いところまで相談に乗ってもらうことは難しくなります。業界・職種を問わずに選択肢を持ちたい利用者にとっては便利ですが、的確なマッチングができるかどうかは疑問が残る部分もあります。
業界特化型エージェント
エージェント利用者に好評なのが業界特化型エージェントです。その名の通り特定の業界の求人のみを扱うので、幅広い選択肢を持ちたい人には向かないかもしれませんが、深い専門知識を持った担当者が相談に乗ってくれるので希望にマッチした案件を見つけやすいのが大きなメリットです。医者や看護師向けのもの、アパレル関係など、特化型エージェントの力を借りることができる業界は様々ありますが、フリーランスに多いIT系の仕事ではさらに頼れる存在になることでしょう。IT系フリーランスは業界の中に数々の職種があるため、相談するにも専門知識を持った人が相手でないと話が進みません。この点、フリーランス専門のエージェントは高い専門性を持っているだけでなくフリーランスの実態にも詳しいため、一歩踏み込んだ内容の相談ができます。専門知識をもとにした綿密な打ち合わせがあるだけに、根本的な部分でのミスマッチがあまり起こらないのも業界特化型エージェントの特徴です。
求職者セグメント特化型エージェント
業界特化型エージェントと共に人気が高いのが、求職者セグメント特化型サービスです。このサービスは、業界や職種ではなく「年齢」「性別」「役職」など個人の属性で求人や案件を絞り込んでいきます。属性に絞り込んでいくことで、募集する企業側が求めている人材像に近い人物をマッチングできるようになり、案件を求めている側と人材を求めている側双方の満足度を最大限に高める効果があります。第二新卒や未経験など総合型や特化型では不安が残る層であっても、属性が絞り込まれているサービスなら安心して利用できます。
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そもそもフリーランスとは？フリーランスとは、団体や組織、企業に一切所属することなく個人で仕事を請け負っている人のことをいいます。フリーランスに多い職種としては、ライターや編集者、デザイナー、イラストレーター、プログラマーなどがあります。どの職種にも共通しているのは、パソコンとインターネット環境のあるところなら時間と場所を選ぶことなく仕事ができるという点です。実際に活躍しているフリーランスについて知ると、フリーランスの形態について理解しやすくなります。
