【クラウドソーシンング】自由度が高い!報酬は低め?
クラウドソーシングは、フリーランスの形態に合う優れた案件探しの方法ですが、留意点がいくつかあります。そこで、クラウドソーシングのメリットとデメリットについてご紹介します。
クラウドソーシングのメリット
フリーランスになるとあらゆることを自分でこなしていく必要があるため、仕事の選び方がとても重要になってきます。クラウドソーシングの場合は案件探しの自由度が高く、苦手な仕事を無理して引き受けてしまう心配がありません。フリーランスになったばかりでとにかく実績が欲しい場合は、クラウドソーシングのシステムが便利です。完全在宅ワークが可能なのも、クラウドソーシングの特徴的なメリットです。仕事を開始する時間は朝でも夜でもどちらでも良く、通信環境があるところにパソコンを持参すれば国内外のどこででも作業ができてしまいます。地方には仕事がないとよく言われますが、クラウドソーシングなら住んでいる地域で不利になることはありません。育児や介護中で忙しい人でも、スキマ時間を使って働くことができます。フリーランスが継続的に案件を受注していけるようになるためには、営業力が欠かせないというのが基本ですが、クラウドソーシングがあれば1から営業する手間も負担もありません。クライアントとのやりとりはメールが基本なので、打ち合わせのための交通費や洋服代なども一切かかりません。
クラウドソーシングのデメリット
クラウドソーシングの一番のデメリットは報酬の相場が安いということです。たくさんの募集案件の中には高報酬の案件も含まれていますが、実績のない人がいきなり高報酬の案件を獲得できるケースは少なく、低い報酬の案件をこなす下積み時代を過ごす必要があります。また、打ち合わせがメールだけというのはメリットでもありデメリットでもあります。すべてを文章で伝えるということが得意な人ばかりではなく、伝えたいことが伝わらなかったり誤解が生じてしまったりする可能性があります。できるだけ効率化したいからと報告や連絡を怠ることによって、かえって手間が増えてしまう恐れもあります。さらに困るのが、お互いの顔と名前がわからない場合です。フリーランスもクライアントも名前と顔を出すことなく支払い完了までやりとりができます。そのため、取引する相手が信用できるのかどうかを見極めるのが大変です。いざ取引を開始してみると募集時の要件を逸脱した依頼内容に変更されてしまったり報酬を支払わずに音信不通になったりと、ブラックなクライアントに遭遇してしまうこともあります。クラウドソーシングサイト側がある程度対応してくれる部分もありますが、基本的にはフリーランスとクライアントとの関係で問題を解決していかなければなりません。
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そもそもフリーランスとは?
フリーランスとは、団体や組織、企業に一切所属することなく個人で仕事を請け負っている人のことをいいます。フリーランスに多い職種としては、ライターや編集者、デザイナー、イラストレーター、プログラマーなどがあります。どの職種にも共通しているのは、パソコンとインターネット環境のあるところなら時間と場所を選ぶことなく仕事ができるという点です。実際に活躍しているフリーランスについて知ると、フリーランスの形態について理解しやすくなります。